2007年02月20日
みすずの会計士たちが背負った、十字架の重さ。
<日興虚偽記載>担当のみすず監査法人事実上解体へ
適正な監査ができなかった旧中央青山監査法人。これから本格的な調査が始まるようです。
状況次第ですが、場合によっては、証取法違反による逮捕者も出てきかねない気配です。
中央青山から、解体的出直しのはずでした。
致し方ないこととは言え、自らを励まして懸命に働いていたであろう、所属の会計士らの心中を思うと、気の毒な気もします。
解体して他の監査法人に散ったところで、彼らは旧みすずの会計士という事実が、内面のプライドとして、また外からみた顧客の心象として、これから重苦しく残っていくことでしょう。
資格が与えた重みが、自らの職業的誇りと一体となっているはずの「士業」。
彼らは今、何を思うのでしょうか。
会社が倒産したサラリーマンは、会社の看板を架け替えさえすれば、何とかプライドを傷つけずにやっていける場合も、多いと思います。
しかし、自らの看板でやっている、彼ら会計士の心の逃げ場は、おそらくどこにもないでしょう。廃業して、別の仕事にでも就かない限りは。
会計士もサラリーマン化しているという声もありますが、それでは、みすず所属の会計士は、はたして皆、そんな連中ばっかりだったのでしょうか?
そうではないでしょう。
みすずを離れゆく会計士らは、これから監査という職業に一体どう向かい合い、自らの職業的誇りを、どうやって保っていくのだろうか。
この記事を読んだ時に、なぜか一番最初に思ったことでした。
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