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2007年02月21日

あちら立てればこちらが立たずで。世の中というのは複雑なものですね。

<バス業界>労基法違反、行政指導4倍に 規制緩和後に急増

ひと頃は、規制緩和が世の中の問題すべてを解決するみたいな、論調一色だったものですが。

規制緩和で、どっと新規参入してきたバス会社が運転手を酷使しすぎて、今度は労基法違反がクローズアップされてきているようです。

結局、規制なきところに過度な競争が生まれ、所属の運転手が酷使される。

彼らが睡眠時間を削って生活のために働き、勤務中にウトウトし、その結果この間の大阪のバス事故のような大惨事につながり、社会問題化して、今度はその解決のための新たな規制がまた別の形で生まれてくる。

いたちごっこです。

お客を乗せて走るバスなんだから、いったん事故が起きたときの被害は甚大です。

結局は、「業界活性化のための規制緩和」と、「ルール遵守と安全性確保の観点からの規制」との綱引きというか、バランスよい舵取りの問題なんでしょうが、これはそう簡単にはいかないですよね。

はっきりしているのは、「人命がこのような形で失われるのだけは、防がねばならない」ということ。

それを最重視事項と位置づけて、素早い法改正なり、行政立法・行政指導なりを、ケースに応じて追加していく対処療法的なやり方で現実的にはいかざるを得ないのかな・・・と、感じます。

 


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