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2007年06月18日

介護事業って、ビジネスとしてそんなに魅力的なんでしょうか。

居酒屋チェーンのワタミも「コムスン一括買収」表明へ

このままじゃニチイ学館にしてやられる、と思ったのでしょうか。

ワタミが、当初ノウハウがないとして敬遠していた訪問介護事業もまとめて引き受ける意向を、最終的に示したようです。

なんですか、報道によると、事業引受の意向を示したのは、商社やコンビニチェーンも含めて、二十社とか三十数社に達したらしいですが。

素朴な疑問なんですけど、介護事業って、そんなに魅力的なんでしょうかね、ビジネスとして。

あまり、そうも思えないんですけどね。

社会性とか重要性という意味では、文句なしに大事だとは思いますけれどね。

そして、需要というかニーズだって、ものすごく見込めるんだろうとは思います。
必要としている人はゴマンといますからね。

ただ、ノルマでしめあげて汲々と営利目的でやっていたコムスンだって、介護報酬の不正請求をやって、なんとか利益をだす外見をとりつくろっていた状況なわけでしょう?

ニチイ学館だって、以前に東京都から警告されているようですし。

思うんですが、普通に利益をとれない構造がビルトインされているから、利益捻出のため、やむなくそこに手をつけたんじゃないですかね、両社とも。

コムスンはやりすぎて目だってしまい、社会的糾弾を受けたわけですが、中小の介護業者でも、介護報酬の不正請求は結構ごく普通に行われていたと、されているようですし。

それなりにノウハウをもっていたこの大手二社でさえも、そうせざるを得ないビジネス構造になっている、ともいえるんじゃないでしょうか。

そこに異業種も含めてこれだけ多くの企業が名乗りをあげてくるというのが、ちょっと不思議ではあります。

ビジネスとして採算性を慎重に検討した結果とは、とても思えない。

これまでのインフラがあればやっていける…と踏んだのかもしれませんが、それにしても、介護者とか深夜に訪問する人の供給数がそうは見込めない現状からスタートして、株主に合理的な事業成長の説明をつけるための将来計画をどう考えているのか。

まず、先に手をあげてあとから考えよう、という発想で臨んでいるとしか、思えませんね。

そうなると、連座制のきびしい適用がある業界で、完全に順法体制で、利益をあげていくことができるんでしょうか。

今の構造のままであれば、ある意味コムスンの二の舞になる可能性もぬぐえないんじゃないでしょうかね…いつか来た道にならなければ、よいのですが。

厚生労働省も、この業界の事業としての発展性を考えて法律や規制を見直したほうがよいんじゃないかと思いますが、年金問題とかもあるし、しばらくは手をつけるヒマがなさそうですね…。

引受け候補先の数があまりに多かったんで、ついそんなことを考えてしまった次第です。


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