2007年06月29日
っていうか、将来に不安を持っている新入社員の割合って、たったこれだけ?
就職に満足も将来に不安…新入社員アンケート
新入社員3,849人の中で、リストラ不安を持つ者が全体の38.8%、会社の倒産・破たん懸念者が22.8%。
少なっ!!たった、これだけ?
この不安定な世の中で、そういうことをチラとも思わない新入社員が、6割から8割程度いるその事実のほうが、傍観者としては、よほどオドロキであると同時に、不安に思います…。
入社の時にいちおう一般常識とか時事問題のテストとかやったはずですが、新聞とかネットニュースとか、ホントにちゃんと、目を通してるんですかね。
「自分は、海外旅行で盗難や事故にあわない」「自分が乗った飛行機は、落ちない」といっているのと、ほとんど一緒ですよ。
国の財政危機とか年金問題とか、異常な円安とか、世代を問わないフリーター・ニートの激増とか、北朝鮮危機、温暖化問題、すべてアナタたち新入社員諸君が入社したその会社の将来と、網の目のようにつながっているんですってば。
いまや日本のblue chipsですら、10年後は、わかりませんって。
トヨタくらいじゃないんですか、大丈夫そうなのは。
…いや、本当に危機意識のある者ならば、「トヨタですら、どうなるかわからない」という発想を持つべきですね。
なぜならバックボーンとなるこの日本国が、10年後にどうにかなっているかもしれませんしね。
でも、確率論的には、上のアンケートで「将来が不安だ」にマルをつけた新入社員諸君のほうが、残りの6、8割の連中よりも、生き残る確率はまだ高いと思いますよ。
なぜなら、「今、そこにある危機」の、匂いだけでも嗅ぎ取るセンスがあるということですからね。
願わくば、その嗅覚・センスが、会社組織の中でまったりとさびついてしまわぬよう、ノンキな6割から8割いるほかの人たちのことはほっといて、自分自身の牙に絶えず磨きをかけていってほしいものです。