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2007年07月24日

日本の様々なシステムが、思うよりずっともろいことに、不安を感じる。

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蛇口閉め忘れコンピューターに漏水、名古屋競馬中止

このニュースを聞いて、真っ先に頭をよぎったのは、例の先日の新潟県中越沖地震での部品メーカーの被災によって、トヨタらほとんどの大手自動車メーカーの国内生産ラインが、操業停止に追い込まれてしまった件でした。

世界のトヨタでも、たった一点を突かれただけで国内全工場の操業が止まってしまったわけですが、このニュースも話自体はまったく別ですが、本質的には似たような問題が根底にあるんじゃないでしょうか。

コンピュータが水をかぶってしまっただけで、競馬の開催そのものが、あっさりと中止に追い込まれてしまう。

自動車の生産ラインも今回も、いずれも天災・事故の類だったわけですが、意図的になにかシステムを止めようとすれば、こんなに簡単にできる。

いわば、「日本の日々の脈動を、麻痺させ止めることは比較的たやすい」ということを、両ケースともに、はからずも示してしまっているように思います。

地方競馬は財政的にもひっ迫していますし、もう一台別システムを用意しろといったっておそらく難しいんでしょうが、やはりリスク管理の基本は「分散」にあるなと、あらためて思いました。

こういう教訓的な事件があったにせよ、すぐにリスク管理の必要性を感じ取って様々な業種・サービス業界が、いざというときに備えて動き出す…ということは、ま、まず期待できないんでしょうけれどね。

ただ最近、遊園地のジェットコースターやエレベーター事故なども含めて、「なにかひとつの装置・システムに全部寄りかかって、代替手段がない」という状況のもと、それがだめになって起こるべくして起きた事故を、日本のあちこちで見かけるような気がします。

個人としては、せめてパソコンの自分のデータのバックアップはしっかり別のところにとっておこう、程度の自衛策を講じるくらいしか、教訓が導けないのが、ちょっとサビシイところですが…

それにしても、「もろいなぁ、日本のシステムは…」と、つい思ってしまいました。


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