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2007年07月29日

中国で働く日本人サラリーマンが背負うものは、想定以上に多い。

「日本人上司が暴行」50人スト 深センの邦銀支店 地元紙報道

仮に大手銀行国内の一支店で、日本人同士の間で同じことが起きたなら、問題にはなると思いますが、大きなニュースにはならないように思います。

同じく日本の支店で、仮に日本人上司と中国人部下との間で同じことが起きたなら、やはり問題にはなるでしょうが、個人と企業の訴訟沙汰になるとか、また全然違う展開をたどるような気がします。

中国の国土にある日本企業の支店で、日本人上司が中国人部下を殴りつける。

こういうシチュエーションで事が起きた場合、単なる個人間の暴力以上の意味合いをもって問題が膨れ上がってくるところが、恐ろしいです。

こうなると、どちらの言い分が正しいとかどちらが悪いとかいった点は、問題ではなくなってくるというか。

彼らが職場でどんな関係にあったかとか普段はどんな人かといった個別の事情は完全に消えうせて、国民感情のぶつけあいのファクターとして、ただの「日本人上司」「中国人部下」という二つの単なる記号として、扱われている。

中国に支店をもつ日本企業は、単なる職場管理・人員管理以上のものに配慮しリスク管理をしなければならないということですね。

外野としては、ただ問題の早期沈静化を願うばかりですが…。


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