HOMERSSサイトマップ

2007年08月30日

コンビニもそろそろ、弁当の値下げ品を売ってもよい時期では。

人気blogランキングへ。応援ありがとうございます。

セブン─イレブン、売れ残り弁当などを完全リサイクル

コンビニ最大手の一角、セブン-イレブンが、売れ残った弁当の100%リサイクルをするということで。

ま、この話自体は、結構なことですよね。

破棄するよりはリサイクルするほうがいいに決まってるし、環境対策への取り組みということで、企業イメージの向上にもなる。

もっとも、コンビニ大手は以前からどこも環境対策には前向きなので、新鮮味のあるニュースだとは思いませんでしたが…。


ただ、環境対策もいいけど、コンビニはこういう弁当などの物販品については、賞味期限が近づいたことによるタイムセール的な値引き販売は、絶対にしませんよね?

たまにおにぎりの一斉値引きキャンペーンとか、食品以外のディスカウントなどはしぶしぶやってますけど、弁当や惣菜では、かたくななまでにやらない。

コンビニの弁当は利益率も高いし、経営的に弁当類の値引きがもたらす影響というのを熟知しているんでしょうし、これまでの戦略としてはよくわかるんですが。


値下げをする時間帯というのがスーパーではありますよね。
午後7時半くらいとか。
だから、その時間を狙ってくるお客さんが増えるだけで、長期的にコンビニの利益を侵食する結果になる。

基本的にそういう発想で、これまではやってきたんだと思います。


ただ、売れ残りの弁当類などを人の口にわたらせるよりは、牛や馬などの動物飼料に回したほうがよいと、ホントに思いますか?

ワタクシはコンビニもスーパーのようにタイムセールで生鮮品を売るやり方をそろそろ取り入れてもいいんじゃないか、と思うことがあります。


社会の労働者構成とか労働時間帯などが、この10年くらいで、だいぶ変わってきてますしね。

派遣社員とかフリーター、外国人労働者やネットカフェ難民とか、給料が頭打ちのなかでやりくりしなくてはいけない層が10年前と比較にならないくらい増えてきている。

たとえば、賞味期限の迫った弁当を3割引きとか半額とかで最終的に彼らに売り切ることで、コンビニに新たな社会的役割を加えていこうという発想を、そろそろもってみるのも悪くないんじゃないでしょうかね。


災害時、よく離島のコンビニ店舗にヘリコプターでおにぎりや弁当を運ぶ、という話、あれは完全に赤字なはずですよね。

しかし、こういうときにコンビニ側に説明を求めると、おそらく「地域社会に対する使命として貢献」というような言い方をしますよね。
もちろん、ある程度の話題づくりも計算してやっているのでしょうけど。

社会において増加の一途をたどる、一日の食費が限られている労働層に、弁当をタイムセールで安く売るという行為も、彼らの経済的負担感を減らせる効果もあって、今日の日本ではかなり有用な社会的使命のような気がするんですが、どんなものでしょう。

フリーターやネットカフェ難民は、自己責任でそうなっている方も中にはいるんでしょうが、外的要因のためその状況を強いられている場合には、いわば年中目に見えない罹災状態にある…という見方だって、できるんじゃないかと思うんですが。


人間に食べてもらうための弁当なのに、人の口に入れられる可能性のあるものを動物飼料・堆肥や燃料に回すのは、仕方ない面もある一方で、コンビニ側の経営判断ひとつで、もっと人の口に回るチャンスを増やすことができるようにも思うわけです。

スーパーで実際にやっていることなんだから、コンビニだってできるはず。

利益率が落ちる行為で前向きな検討は望み薄とは思いますが、コンビニの社会的使命感というやつがホンモノならば、ひとつ検討してほしい題材ではあります。

 


TOPページへ   ▲画面上へ

Copyright (C)時事問題・時事ニュース 用語能力強化工房.