2007年09月23日
ラジオでの地震速報は、事前PRを十分に徹底してからでも遅くはない。
「緊急地震速報」来月から ラジオ局困った!
「緊急地震速報」のラジオ放送をいつから開始するかについて、民放ラジオ局が悩んでいるそうです。
ラジオで音楽番組が突然、警報音に変わってドライバーが急ブレーキをかけ、二次災害につながることも十分想定されるという懸念自体は、もっともだと思います。
特に、どんな警報音を使うのか事前にCMなどで十分に周知しておかないと、やはり二次災害は起きうるでしょう。
ドライバーが、ラジオ局を訴えてくる可能性だって、十分にあると思います。
関係者がみな納得するような解決策は、そう簡単にでてきそうにない問題です。
やはり地味ではありますが、ラジオでの緊急地震速報は、「こういったかたちで放送される」ということを事前にしつこいぐらいにアピールして、開始前の周知徹底を十分に図るということ以外には方法がないんじゃないでしょうか。
その意味では、来年4月から、少し時間が足りないような気もします。
さらに追加して、周知徹底のための時間を半年位かけてもいいんじゃないか、とすら思いますが。
地震速報の重要性を理解できますが、自動車の場合玉突き事故なども考えられますし、二次災害の防止を優先する姿勢は、この場合はよりベターな判断ではないかと考えます。
速報開始前にいくらアピールを徹底しても、おそらくこの緊急地震速報に驚いて、ハンドルさばきを謝ったとか、ちょっとした事故を起こしたといった小さなトラブルのようなものは、多少は必ず出てくるでしょう。
その時には、民放ラジオ局が事前に、どれぐらい周知徹底のための努力をしたかがあらためて問われることになると思います。
言葉は悪いですが、どうやってもどっちみち、開始時期の是非をめぐる議論は起こってくるように思います。
ですので、なおのこと、民放ラジオ局としても議論と検討の結果、国家安全の観点からもベストをつくしたといえる状況をつくっておくことも、また大切ではないでしょうか。
地震のほうが罹災時の被害が大きくなることもまた確かであり、その意味でこの件は、民放ラジオ局が悩むのも無理はない、大変に判断の難しい問題だと思います。
しかしながら、ラジオでの地震速報開始は、事前PRを十分に徹底したと判断したうえでスタートすることが、長期的・全国的にみてよりよい選択ではないかと、個人的には思えてなりません。