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2007年09月30日

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」という質問の立て方がイマイチ。

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「妻は家庭を守る」に反対!ついに5割超す

家庭観に関する内閣府の調査で、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」との質問に「賛成」が44・8%。、「反対」が52・1%という結果がでて、ついに過半数超えだそうで。

それほど驚くべきニュースという感じも、ありませんが…。

だいたい、三年前の調査から賛成0・4ポイント減、反対3・2ポイント増加程度では、数年前からたいして意識変化が進んでいない、という見方だって、あるいはできそうです。

また、男女別の内訳をみると、男性は「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」という問いに対して、賛成50・7%、反対46・2%とのこと。

これってむしろ、男の側で反対票をかなり稼いだ結果、反対が5割超に達しているような感もありますね。

ところで、この調査全般の最後の内閣府のコメントの「夫や妻が、当事者同士だけではなく子供や家族を重視するようになっているのではないか」ですが、なんだかよくわかりませんね…。

子供や家族重視は昔から変わらないでしょうし、それに「相手に満足できないときは離婚すればよい」という問いに対する反対票が賛成票を上回ることが、ホントに家族重視の傾向を示しているんでしょうか。

これは、そういう判断が短絡的で、総合的にみて自分にとってもプラスにならない、という思慮の結果で、つまるは自己実現にとって安易な離婚がマイナスと判断したためかもしれませんし、あるいはすぐに離婚せずに子供がひとり立ちするまで待っているだけかもしれませんし、いろいろなケースが想定できそうです。

この記事を読んだだけですが、全体に問いの立て方がシンプルすぎるような気がしますね。

こういう夫婦・家族・離婚などという問題については、アンケート結果で一定の有用な仮説を導くには、サンプル数をもう少し絞ってでも、問いの深さを追求したほうがよいのではないかと思います。

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」なんて質問が典型で、こういう二者択一的な聞かれ方をすると、反発したくなる女性も多いと思うんですけどね。
こんな質問は、女性でなくたって「イエスかノーか、どっちかを選べ」っていわれるとね…。

夫だって家庭を守るべきだし、本人は大抵守っているつもりだと思うし、妻だって働くことで家庭を守る結果につながるケースも多いだろうし、そのあたりの分類ももう少し交通整理して、もう少し掘り込んだ調査にしてほしいですね。

ひょっとして、平成16年の調査と同じ項目でアンケートしているんじゃないでしょうね…国民の意識変化をつかまえたかったら、問いの立て方をもう少し工夫してほしいものです。

なんていっても、国の調査は規模が大きいし、いちばん世間的信頼度が高くなるでしょうから…それに、税金も使っているわけですからね。


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