2007年10月07日
デマを止めるには、メディアによる影響力を最大限活用するしかないのでは。
不安送信デマメール 母親の間で出回る 仙台圏
デマメールそのものはネットを通じて拡散するものだし、これを同じネットの力で、反対方向から止めるのは、難しいような気もします。
「転送する前に正しい情報かどうかを確認」するのは当然ですが、考えてみると、そういう行動が冷静にできる人ばかりなら、そもそもデマというものが広がらないし、こんなニュースも出てこないでしょうから。
やっぱり、一次情報ですぐ行動を起こしてしまう人をなんとかしなくてはならないというか、そのような人たちに出来るだけ早く、正確な情報を伝えるのが最善ではないかと思います。
そうなると、現実的には新聞・テレビなどの既存メディアへできるだけはやく、正確な情報をのせて、それを口コミで伝えてもらうスピードをあげていくしかないんじゃないのかな、と。
9月からこういうメールが出回り始めて、この報道がでたのが10月初旬ですよね。
9月初旬の段階で、テレビやラジオ、新聞などでメディアの露出をもっと大きく強めておけば、それを見た人の2次的口コミも通じて、被害を抑止する効果もある程度期待できたんじゃないでしょうか。
Aというメールがデマかどうか問題になっているとして、これをBというメールが「あれはデマです」といって止めるのは、無駄な行為ではないにせよ、効果という面で弱いかもしれない。
なぜなら、AとBの情報量と外見上の確からしさで、判断が決まってくるような気がするので。
つまり、Aのほうがより精緻なデマメールで、Bの反証が弱ければ、Aが勝ってしまって結局広まってしまう可能性も否定できない。
否定されるのは相当時間がたって、被害がだいぶでて、情報がかなり蓄積された後になるような気がします。
オレオレ詐欺なんか、今から思うに、初期段階で、もっとその手口と被害実態をメディアで連合キャンペーンでもはって、全国隅々まで広く報道しておけば、被害もここまで広がらなかったんじゃないでしょうか。
だからこういったデマメールを、同じネットの世界でつぶしていこうとすると、時間がかかるので、別の角度からやる。
そうなると、現実的にはメディアに頑張ってもらうしかなくて、初期段階で新たな手口がでたらすぐメディアが雨あられと報道することによって、とにかく周知徹底することが、一番抑止効果がありそうな気がします。
大騒ぎすれば愉快犯をつけあがらせるだけという意見もあるでしょうが、個人的には、被害の拡大を防ぐほうを優先したいですけどね。