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2007年12月11日

ケータイの「フィルタリング」、なぜ「強制」じゃなくて「原則」?

未成年者は「フィルタリング」原則加入…携帯大手など4社

未成年者の利用者が、出会い系サイトなどの有害サイトに原則接続できなくする「フィルタリング(選別)サービス」、携帯大手が足並みそろえるそうで。

以前も当ブログの記事で、未成年へのフィルタリングサービスは強制付与にしたらよいのに…、と書いたりしましたが、それにしても総務省の対応が、こんなに早いとは思いませんでした。

もっと私権の侵害だなんだという議論を通じて、時間がかかるんだろう…と個人的には思っていたので、これはグッジョブ!だと思います。

既存の未成年ユーザにも対応するようで、ますます結構なことですが、ひとつ不思議なのは、なぜに「強制化」せずに「原則」にとどめたかですねぇ。

いったいどういう場合を「例外」として、未成年者がもつ携帯にフィルタリング(選別)サービスを適用しないのだろうか、ということです。

「例外」として許容されるケースがあるとしたら、どういった場合になるんでしょうか?

親が有害サイトでもなんでも子供には見せたい、とでも主張した場合でしょうか。

そういう親は存在しない、と言い切る自信もないのが、また怖いところですが…

「実質ほぼ強制」で各キャリアが現場の運用オペレーションを運んでくれればいいんでしょうけど、逆にいえば、販売店などが売上を優先するために親の顔色を見て、親がNOといったということで、「フィルタリング」の適用をしないケータイをあっさり渡してしまうようであれば、規定としてザルになっちゃう恐れも、多少あるように思います。

なので、いずれ細かいニュースも出てくると思いますが、趣旨が有害サイト規制ならば、「原則」にとどめた理由を知りたいものですね。

もっとも、フィルタをかけられる未成年にとって「有害なサイト」かどうかを、誰がどう判断するのか、といったところの基準も、おそらくはあいまいなまま実際は走るんでしょうから、お役所として万一のときの逃げ道を残しておいたのかも?しれません。

でも、仮に有害サイト業者から強制排除がやりすぎとして訴えられたにせよ、裁判では業者の敗色濃厚だと思う話なんで(自分のサイトが有害サイトではない、という立証が必要でしょうからね)、そんなに気にしなくてもいいような気もしますが…。

判断がはやくてニュースとしてはよいと思う一方、そこのところが、多少疑問として残りました。


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