2008年03月28日
上場企業の社長のインサイダー取引事件って、もう起こらないと思ってた。
「ピンキー&ダイアン」展開、社長がインサイダー疑惑
今日、これだけコンプライアンスがうるさくいわれていて、インサイダー取引の検挙事例なんかも積み重なっている昨今ですから、せいぜい部長クラスとか、出入先の外部者とか、株券関係を扱う印刷業者とかしか、もうインサイダー取引は考えないものだと思っていましたが、油断してました。
一部上場企業の、しかも社長でしょ?
あまりにストレートすぎないか…と思って、この会社のプレスリリースを読んでみたんですが、「証券会社が大丈夫といったからやりました、証券会社が悪いんです…」と、どうも言いたいようですね。
言い訳としても、こういうのはあんまり賢くない気がしますが。
「念のため他の専門家にも確かめてみよう」とか、チラッとも思わなかったんでしょうか。
それに普通、一部上場企業の社長なんだから、弁護士とか財務担当の役員とか、これはインサイダーになってまずいとかなんとか進言する止め役が、必ずまわりに何人かはついてると思うんですけれど。
誰も「ひょっとしたら万一ということがあるから、危ないから」とか言って、待ったをかける人がいなかったことのほうが、すごい不思議です。
でも、2006年春頃からの話がこういうかたちで今頃でてくるのも、なんだか作為的ですし、不透明感がプンプンですね。
ま、一番上の社長にインサイダー取引まがいのことなんかやられちゃ、持株会かなんかでルールを守ってせっせと積み立てていたこの会社の社員が、さぞかし一番ガックリきたことでしょうし、当面は肩身の狭い状況に置かれそうですよね。
この会社の社長さん、インサイダーではないと抗弁する前に、社員に一言くらいは謝ったんでしょうか。
そっちの方が、なんだか気になりましたね。