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2008年05月11日

FXのようなギャンブルに肩入れするようでは、銀行も信用が置けない。

ネット銀、FX参入相次ぐ=利用者拡大で全4行導入へ


ネット銀行が、FX人口が増えたころあいを見計らって、こぞって参入してきているようです。

一昔前なら、銀行がギャンブルに手をだすなぞまかりならん、という風潮があったと思うんですがねぇ。

あんまり昔は良かった…とかいうつもりもないですけど、ネット銀行っていまや、宝くじやロトはいうに及ばず、競馬・競艇となんでもありですからね。

どうせなら、ポーカーから海外のブックメーカーから全部解禁して、その代わり、「銀行」という名称を名乗らせないようにしたらどうかとすら思いますね。


だって銀行って、やっぱり本質的にはみんなが信用しているからこそ、オカネが集まってくるわけでしょう?

日本銀行が昨今頼りなく見えても、日本銀行券がその信用で支えられているように、銀行と名のつくものについては、どれだけシニカルにみる人であっても、みんな心の奥底のどこかでなにかしらは信用しているわけですよ。


FXって、わたしもブーム前にスケベ心を出していたときにひところ熱中していてあげくに何十万もスッたから(笑)よくわかりますが、絶対に、「競馬や競艇と本質的にまったく同一のギャンブル」ですよね。

FXマーケットは、いまやシステムと人間の思惑がドロドロにすごいスピードで入り混じっていて、チミモーリョーというか、とても人知のおよぶところじゃ無いです。

絶対に良い内容に思えるニュースが流れたとしても、平気でガーッと下がったりして、上がったり下がったりの理由がどこから考えても説明のつかないことがもうしょっちゅう起きるのが、FXだと思うわけです。

これって合理的な予測を排除しているという点で、ギャンブルの定義を立派に満たしているじゃないですか。

いや、FX自体はプレーヤーが納得ずくで入っているならば、それでゼンゼンよいのですが、この記事の中の銀行側のコメントにあるように「預金口座とFX口座間の入出金がしやすい上、信用力もある」などと、当の銀行側がコメントしているようでは、もう世も末だ…と思いますね。


金庫に虎の子のお金を預けにきた人の真後ろで、競馬や競艇のボードがチカチカ点滅してたり、さいころ賭博の賭場が開帳されているようなものでしょう?

信用してお金を預ける人たちの射幸心を、銀行が自分から煽るくらいなら、同じ口で銀行の公共性とか安全性とかについて、語らないで欲しいですねぇ。


銀行のディスクロージャー誌とか見ていると、預金者の大切な資金をお預かりする金融機関として、その安全性と公共性にかんがみて当行は・・・とかなんとか、いったいどの口で言っているんだろうと、ホント読んでいるこっちが恥ずかしくなるのですけど。

ま、銀行サイドとしては「利用者の利便性が増す」とか、都合よく言うんでしょうけれどね。

銀行の看板さえ降ろしてくれるなら、個人的には個別の商売ということで、何に参入しようとも構わない話なんですが。

FX業者の破綻など、昨今のFXブームが数々の社会的問題を引き起こしている点などについては、「自己責任」の一言で片づけられてしまいそうです。

これからの時代、「銀行などしょせんその程度のもの」と利用者側が完全に意識を切り替えて接するほかには、残念ながらあんまり対策もなさそうですね…。


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